2009年3月31日火曜日

仕事遍歴(26:予報則を作る)

3月31日(火曜日)
 いよいよ今日で平成20年度も終わりです。その昔は転勤辞令をもらう前の日でいろいろ忙しくやっていました。
 さて、松山地方気象台の予報官となってから数ヶ月経ちましたが、通常勤務(日勤や夜勤)ではなく決められた仕事のない勤務日(小生達はフリー日勤と言っていました)には、上級官署から与えられた予報則を作るべく試行錯誤していました。小生たちよりもかなり古い予報官は、自分たちだけで地域の予報を作らねばならなかったので、「予報経験則」なるものを作り地域の予報に役立てていました。
 小生達もまた、大きな擾乱(ジョウラン=高気圧や低気圧・前線等)による地域の気象特性を調査する作業がありました。擾乱による地域への影響が大なり小なり出るからです。いろいろと資料を積み重ねることによって、詳細な天気予報につなげることが出来たのです。
 でも今では、予報のほとんどは計算機で作った予報なのです。(桜54)

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