2009年3月3日火曜日

仕事遍歴(21:予報官の仕事②)

3月3日(火曜日)
 今日はひな祭りの日です。各地でいろいろな雛飾りの行事が行われています。
 さて地方気象台の予報官となってかなり忙しくなりました。愛媛県は比較的災害の無い地域なのですが、それでもいろいろな気象災害があります。瀬戸内海側は「瀬戸内気候」で比較的乾燥していますし、宇和海側の一部は「海洋性気候」に属しています。また石鎚山周辺では積雪地域も抱えています。
 そういったいろいろな気象現象の調査をしたり、また全国的に広がる気象現象の調査をしたりと、予報を行う上で欠かせない仕事もあります。気象は単純に理論上で決まるものではありません。それは事細かな地域特性があるからです。そのように、地域に密着した気象現象を調査するのも仕事の一つです。
 その昔に比べ予報は当るようになりましたが、測候所が廃止され、地域の人たちとの会話が少なくなったのは残念です。これは国の方針なので致し方ありませんが、小生は疑問に思います。(桜54)

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