3月8日(日曜日)
今日は「桜ワークショップ」と「桜観測隊始動式」がありますので、これから出かけます。
さて小生が地方気象台の予報官となって最初に難関となったのは注意報発表でした。
愛媛県では比較的被害の少ない県なのですが、その割には注意報はよく出します。春から初夏にかけては島嶼部を中心に「霧」の注意報を、夏季には「雷(当時は雷雨)」の注意報を、冬季には南予地方に「風雪」や「大雪」また「強風」や「波浪」の注意報を、春季には「乾燥(当時は異常乾燥)」の各注意報を出すことが多くありました。
そういった注意報を出すには経験則だけでははずすことが多いのです。それが予報官となった前年に予報研修を受けさせていただいたおかげで、注意報を出すタイミングや強さ、また期間など比較的出来るようになりました。一番見逃しの多いのが「雷」です。突然雷雲が発達し激しい雨を降らせるからです。これは送付される資料の「目の粗さ」が問題となるのです(このことは後日説明します)。(桜54)
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