2009年3月20日金曜日

学習してみよう(8:気象とは⑧)

3月20日(金曜日)
 もうあと少しで小学生の三学期が終了し、次年度から新たに学年が上がります。
 さて、低気圧や前線付近では「天気の崩れ」があることは知られています。これらの周辺には湿った空気が集まってきますので、上昇気流が生じ雲が発生するのです。
 このことは、空気中の湿気を含んだ粒子(水蒸気)が空気の上昇とともに冷やされ、上空にとどまった(浮かんだ)状態が雲として見えるのです。その雲の中の水蒸気が上昇とともにドンドンとくっつき、次第に大きな水蒸気(水滴)となってきます。その水滴が地球の重力又は上昇気流よりも大きな力となった時、耐え切れなくなって地上に落下してくるのです。
 その水滴は、雨となって私たち地球上に降り注いでくるのです。
 降った雨は、地上の人間様や動植物の「命の水」となるのです。降った雨は小さな川から大きな川へとなり海に流れ込み、その水が太陽によって温められ空気中に水蒸気となって補給されるのです。そのような水(水蒸気)の循環が地球上で休みなく行われています。(桜54)

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