2009年3月15日日曜日

学習してみよう(7:気象とは⑦)

3月15日(日曜日)
 待ちに待った宇和島の桜が3月13日開花しました。しばらく学習を休んでいましたが再開します。
 さて、高気圧や低気圧の空気の動きは説明しましたが、水平に動く空気はどのような働きをするのでしょうか?低気圧に集まる空気は反時計回りに動きます。日本付近での動きはそのほとんどが南からの空気を移動させてきます。ということは、日本の南側は大きな海(太平洋)ですから、南から入ってくる風はほとんど湿っているのです。
 一方、中国大陸やその付近で発生した低気圧は、低気圧の後ろ側にはやや乾いた空気を持っています。だから低気圧が日本に接近する時には、低気圧の前側と後ろ側では性質の違った空気の境目が出来るのです。これを「前線」といいます。
 前線は、違った性質の空気のぶつかり合いですから、暖かい空気が上昇し雲が発生するのです。また低気圧も、空気が集まってきますので雲が発生するのです。
 このように、低気圧や前線付近では雲が発生しますので、天気の崩れ(曇や雨)があるのです。(桜54)

0 件のコメント: