2013年5月5日日曜日

宇和島を知る(21:飛揚物体の先駆者)

5月5日(日曜日)
 今日(端午の節句)は朝から上天気となって気持ちの良い日となりましたので、午後からちょっとひと歩きしてみました。でも街中ではほとんど子供姿を見ることが出来ません、何処へ行ったのでしょうか?
 さて今日の散歩では、小生宅から神田川沿いを東に向かって歩き、城山をぐるっと回って来ましたが歩数はそれほど伸びませんでした。その途中<賀古町>という町を通過しました。
 この賀古町はその昔、藩医である<賀古朴庵>という人が住んでいたそうです。
 その賀古氏は、飛来したツルを解剖し研究を重ねていたそうです。その研究とは、現在の飛行機に部類される<飛揚物体>だそうです。しかしその物体はとうとう失敗に終わり、飛揚することはなかったそうです。
 もし成功しておれば、世界初の飛揚物体の先駆者として名が出ていたかも知れません。
 その後愛媛県南予(八幡浜市=当時の宇和島藩)の住人(二宮忠八氏)が飛揚物体を作りましたが、ライト兄弟に先を越されとうとう名の出る幕が無かったようです。
 このように愛媛県南予の人物は、江戸期から明治にかけてはいろいろと模索しながら世界と張り合う人物が出ているのです。
 もし今の様な通信が発達していれば、もっと多くの人材が世界に羽ばたいていたかも知れませんネ。(桜54)

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