2013年7月12日金曜日

日本の苗字(14:シ-ヤ行)

7月12日(金曜日)
 上記行の調査ではかなり苦労しました。
 現在判明している苗字の数は132姓なのですが、先頭に来る漢字数がかなり多く46を数えています。
 最も多く使われています漢字は<城>で22姓が最高でした。また次に多い漢字は<正>で17姓、続いて<十>と<上>で同じく11姓でした。また<庄>という漢字が8姓以下は全て4姓以下となって、かなり読みも複雑化しています。
 例えば、仏教で用いる漢字(沙・謝・舎・執・朱・釈・寿・珠・宿・殊・情・浄・勝など)や音訓混同読みが多いのです。その苗字の例が以下の通りです。
 釈永(シャナガ)、執印(シュウイン)、上願(ジョウガン)、常楽(ジョウラク)、沙味(シャミ)等はまさに仏教の言葉の様ですね。
 また苗字には程遠い様な姓(読み)もありました。例えば、
 十田(ジュウタ)、十一(ジュウイチ)、十一家(ジュウイッカ)、十良(ジュウロウ)、十万(ジュウマン)、十河(ジュウカワ)などですが如何ですか?
 日本の苗字はまさに複雑です。同じ漢字の羅列でも読み方はいろいろとありますので、やはり振り仮名を振っていただかないと失礼に当たりますからね!(桜54)

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