2012年12月31日月曜日

学習してみよう(37:大荒れの天気)

12月31日(月曜日)
 いよいよ今日で2012年(平成24年)は終わりです。
 さて年末年始の天気予報を見てみますと、冬型の気圧配置が強まって北日本を中心に大荒れの天気となりそうです。
 この<大荒れ>というのはどういった状態なのでしょうか?
 もちろん風が強い状態を指す事が多いのですが、他の気象条件も付加してのものなのです。その中でも雨と雪を伴う天気を指しているようです。
 冬季の北日本や日本海側の天気がその代表格の様です。
 冬型の気圧配置が強まれば風が強くなり海上では波の高い状態(時化=シケ)が続きますし、また気温によっては雨が雪に変わりますので吹雪や豪雪となるのです。
 一方西日本では台風の接近時によく使われます。また日本の南海上を、低気圧が発達しながら通過する時によっても同様です。さらに前線通過時や大気不安定な時にも使われますが、一時的なものです。
 どちらにしても<風>と<雨または雪>を伴い、被害に繋がるような天候の事を言うようです。
 このため各地の気象台が発表します<警報>は、この<大荒れの天気>に匹敵しますので警戒して下さい。(桜54)

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