2012年12月8日土曜日

防災を考える(32:再度津波警報)

12月8日(土曜日)
 宇和島地方では冬型の気圧配置となって、風が強く気温が徐々に下がって湿度が低くなっていますので、肌寒く感じています。
 さて昨夕、東北太平洋沖約240kmの洋上下で再び大地震が発生し、東北各地に津波警報等が出ました。
 宮城県では1mの津波を観測したそうですが、幸いにもその津波が最も高かったようです。
 昨年3月の大津波を経験された方は、<津波警報>と聞いて直ぐさま行動を起こされたのではないでしょうか?
 その昔高知県に居た頃聞いた話では、「<大雨警報>が出てもそれほど気にすることなく行動している」と、防災関係者が嘆いておられた事を思い出しました。
 毎年毎年何度か出る<警報>は、「知らず知らずのうちに<慣れてしまって気にも留めない>ようになる人が多いようだ!」と聞いた事があります。
 今回の<津波警報>は未だ耳新しく聞いておられるようですが、時間と共に無関心さが出来た時が恐ろしいのです。
 行政官庁が発する<異常事態の情報>は聞き流すのでは無く、やはり緊張感を持って<聞いて行動する>という習慣を付けられては如何ですか?(桜54)

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