2010年11月4日木曜日

宇和島を知る(62:宇和島城)

11月4日(木曜日)
 今朝7時の気温は6.6度と、この秋一番低い気温を示しています。
 さて、宇和島城は現存する全国12古城の一つとして、昭和25年国の重要文化財に指定されました。宇和島市街のほゞ中央に位置する海抜約80mの山頂には、三重三層の天守閣を持ち規模は比較的小さいが美しい均衡を保っている城で、全国屈指の名城だそうです。
 宇和島に初めて城が築かれたのは、慶長6年(1601年)藤堂高虎によって築城されたそうです。当時は宇和郡7万石であったそうですが、慶長19年(1614年)伊達秀宗(政宗の長子)が仙台から入城された折10万石となったそうです。
 江戸期の宇和島城の全景を見てみますと、山頂から中腹、また城山下に至るまで城を有する建物が建ち並んでいます。また城山の周りには海が迫っている様子が伺えました。
 また城山の周囲は約1,250mあるそうです。さらに城山全体に生い茂った草木は約230種類以上と言われ、さながら植物園を呈しているそうです。(桜54=資料は1970年頃の宇和島市観光パンフレットから抜粋しました)

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