2010年11月22日月曜日

仕事遍歴(53:管理職)

11月22日(月曜日)
 平成16年4月には、小生の仕事も残りわずか1年を切るようになりました。
 最後のお勤めとなる高知県土佐清水市清水測候所に赴任したのです。場所は(先日紹介しました)足摺半島の先端にありましたので、土佐清水市街(宿舎)からおよそ16km先にある職場に毎日車(主にバイク)で通勤していました。
 その測候所には(所長を含め)職員8名が居て交替勤務を行い、毎日の気象観測並びに沿岸・地震観測を実施していました。そういった職員の監督並びに指導を行なうことになったのです。
 小生の勤務経緯は、主に観測・予報・調査・統計業務でしたが、沿岸や地震についても概ね理解していました。
 清水測候所に赴任するまでは、中間管理職として潮岬・高知・京都・松山を丸10年経験しましたので、職員への指導や相談は概ね出来たと思っています。
 管理職になりますと、職員との信頼関係が最も重要になってきますので、日頃から職員との対話や行動を見守るという作業が加わり、さらに仕事の良し悪しについても評価しなければならなくなったのです。
 気象庁の職員は対外的な業務がかなり少ないため、比較的おとなしい性格を持っていました。(桜54)

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