2010年11月14日日曜日

仕事遍歴(52:バイクで往復30km)

11月14日(日曜日)
 平成16年4月松山地方気象台で頂いた辞令を持って、高知県清水測候所(足摺岬)へ赴任しました。勿論単身赴任です。平成13年に女房殿の父が脳梗塞で倒れ、看病のため女房殿が付き添っていたからです。
 一応転勤の荷物の整理や赴任先での整理は、女房殿が付いて来てくれたので助かりました。宿舎は土佐清水市(半島の付け根)、勤務先は足摺岬の突端でした(位置的に灯台は少し北)。
 付近には部落があり観光地でもありますので、道路の整備やホテル・旅館、また商店なども揃っていました。さらに小学校や診療所もありましたので、通常の生活には事欠きませんでした。
 そういった部落の先端(庁舎の目の前は海)に測候所がありましたが、海上からは数十メートルも高いのです。台風期には打ち寄せる波のしぶきで、庁舎全体潮をかぶることがありました。
 その庁舎と宿舎の間は30km余りもありますので当初は車で通勤していましたが、途中からバイクで通勤するようになりました。スカイラインといって足摺半島の真ん中を二車線の曲がりくねった上下動のある道なのですが、まあ車の数が少ないのでバイクでも大丈夫でした。雨の日はやはり車でないと滑って危険を伴いますので、バイクは車庫の中で昼寝をさしました。
 松山では往復約15km(6年間)、松山空港では往復約35km(2年間)、高知では往復約20km(3年間)、また土佐清水では往復約30km(1年間)と、いろいろバイクで通勤しましたが別に恐ろしくはありませんでした。(桜54)

0 件のコメント: