2015年9月1日火曜日

防災を考える(26:二百十日)

9月1日(火曜日)
 今日は<二百十日>、防災の日です。
 その昔はこの頃、台風の襲来で被害の発生する事が多くありました。また9月10日頃には<二百二十日>とも言われ、共に台風災害に備える訓練等が行われていたのです。
 近年は台風の発生や襲来が秋とは限らず、今年の様に6月頃から時々発生しているようです。確かにその昔にも6月に来た台風(デラ台風)があり、先日の研修旅行で出かけた日振島の漁船が沈没し多大の被害等があったそうです。
 さてこの<二百十日>は何でしょうか?
 立春から数えてからの日数で、この頃台風がよく襲来し各所に被害を与える事から言われるようになったとも聞きました。
 確かに台風は9月から10月にかけ良く日本列島に襲来しますが、近年は地球温暖化の影響でその時期的・地域的な変化が現れている様です。
 学校の教科書等では、月毎の台風コースを表現した図を見る事があると思いますが、近年はそのコース自体が若干変化している様に思えます。
 地球温暖化の影響によって、海水温の変化、上空の風の流れの変化、また発生の時期の変化が考えられるからです。
 地球の表面・地下は徐々に変化している様なので、今後台風自体も大きく変化するかも知れませんよ!(桜54)

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