2012年3月28日水曜日

桜開花観測(22:測定器)

3月28日(水曜日)
 写真は<ノギス>という桜の花芽を測定する器具です。
 桜の開花予想はその昔、花芽の重さを計って予測をしていましたが、近年は気象(特に気温)の変化を予測して開花日を決めているようです。

 宇和島の桜開花予想日も、概ね気象庁が発表する長期予報や昨年からの気象経過で小生作の計算式に入れて予測しているのですが、開花間近かになる3月1日以降はノギスという器具を使って花芽長を測定し、開花日の予測を合わせて行なっているのです。
 気温予想では、1月1日以降の気温経過を自作の計算式に入れ係数を掛けて、ある一定の積算気温になれば<開花する>というものと、ノギスによる測定値とを合わせて開花日を決めるのです。
 今年は開花直前に気温低下がありましたので、2日ほどの誤差が生じました。
 この方法は各地方で異なりますので、それぞれの地方で数年の測定値蓄積が必要です。皆さんもぜひお試しください。(桜54)

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