3月6日(火曜日)
その昔小生が現役の頃の<桜開花予想>は、花芽10個重による重回帰式計算によって各気象官署が開花予想日を決めていたのですが、その後電子計算機の発達と共に気象庁で一括して開花日の予測をしていました。
当初は大きくなった花芽を先に採ったりして計測していましたので、花の咲く時期が若干ずれたりもしました。また多くの方がその方面の調査研究もしていたのです。
そういった基礎を踏まえて、電子計算機にいろいろの要素を叩き込んで開花予想を行っていたのですが、やはりいろいろのバグがあり十分ではありませんでした。
小生はそういった経緯を踏まえ、独自に<花芽長>から割り出す方式にしたのです。
この方式はそれぞれの地域で若干の誤差はあるものの、その標本木で長年観察していますと比較的(誤差が少なく)当るようになったのです。
愛媛女子短期大学の黒岩氏からも、その発想と統計的手法は<良い>とのおほめを頂きました。(桜54)
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