2010年10月1日金曜日

防災を考える(42:消火器)

10月1日(金曜日)
 小生地区自治会では毎年防災に関する予算を組んで、年次計画で<消火器>を(主に役員へ)配布しています。
 小生はその昔初期消火に係る事象がありました。
 小生が高校生の頃、大学受験で毎夜2時頃まで起きていた時代です。勉強の合間に20分ほど外に出て夜の空気を吸っていた際、外の景色が異様に赤っぽいのに気が付きました。小生宅から20mくらい離れた所に置いてあったゴミ箱が燃えているのです。咄嗟にそのゴミ箱を道の真ん中に出し、その住民を起し事なきを得ました。その事象の直前走り去る音を聞きましたので、多分<放火>だと思います。
 また小生が宇和島測候所に勤務していた昭和40年代後半に、測候所がある住吉山の無人住宅の草原が燃えていました。測候所から泡沫消火器2本を両手に提げ、下り道を150mくらい走って消火に駆けつけました。草原の一部と家の軒先を焦がしましたが、何とか消火出来ました。消防車が山の下に来た時にはもう消火した後だったのです。春のお花見シーズンでしたので、この事象はどうも<タバコのポイ捨て>のようでした。
 前者の時には未だ消火器なるものはほとんど無く、後者の時にはかなり重たく大きな消火器だった、と記憶します。
 現在では小さくても強力な消火器がありますので、初期消火にはかなり重要な役目を果たします。各家庭でも<消火器>を置き初期消火に備えましょう。(桜54)

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