2010年10月21日木曜日

補導と指導(54:秋季研修)

10月21日(木曜日)
 今日は午後から2つの会議がありましたが、標記会議に出席しました。
 少年補導秋季研修会で、次のような話を聞きました。
 中高生の犯罪は全国でおよそ30万件に及ぶそうです。そのうち再犯率は40%を超えるそうで、これは<社会環境の悪化が原因かもしれない>とのことでした。また低年齢化が進んでいることも話され、宇和島でも中学生の非行が中心だそうです。
 さて研修では、愛媛県総合教育センターの研究主事がお見えになり、「思春期のこころと向き合う」と題した講演が1時間半ほどありました。その中で、<自分自身の行動を自分自身で表現できない人が、若者を中心に多くなっている>ことや、<反抗期を経験した方が良く、経験して大人になって行く>などの話を聞き、「なるほどな!」と思いました。また思春期の人は<同質の人を求める>のだそうです。
 そういった話を聞いて「なるほど」と思う反面、「そこまで突っ込んで話せるのか」という思いもありました。
 どちらにしても、「相手の心の声を聞くよう、受容的に向き合うことが大切」と実感しました。いろいろな方のお話を聞いて、<少しでもお役に立てたら>と思っています。(桜54)

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