2010年10月26日火曜日

防災を考える(43:強い冬型の気圧配置現る)

10月26日(火曜日)
 中国大陸には1046hPaの優勢な高気圧があり、一方北海道東方海上には988hPaと発達した低気圧があります。その気圧差は実に58hPaもあるのです。
 中国大陸にある低気圧の上空5,500m(500hPa)には-42℃の寒気があり東に進んでいます。そのためこれから、北海道から日本海側を中心に<西高東低の冬型の気圧配置>がさらに強まり、次第に風が強くまた気温も徐々に下がってくるでしょう。
 今朝の各地の気温を見ますと、北海道では最低気温が1℃前後となっている所がありますが、今日日中は寒気が入ってきますので余り気温は上がらない見込みです。また北海道や、北日本から西日本にかけての高い山では<>が降るかもしれません。
 気温が一気に下がりますと健康には十分注意が必要ですし、登山をされる方、海上で仕事をされる方、また高所で作業をされる方等は突風等に注意が必要です。今朝の新聞を見ますと、屋根改装中の左官業の方がビニールシート張りの時足を滑らせて<転落死>された記事が出ていました。何事にも注意を払ってください。(桜54)

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