2010年7月29日木曜日

防災を考える(36:たかが⇔されど)

7月29日(木曜日)
 昨日津波高標示板を、明倫校区内20箇所に設置しました。
 昨日は雨が降ったり止んだりしていましたので、確認のための見回りはしませんでした。しかし今日は雨も上がって少し晴れ間も出て来ましたので、設置箇所を見て廻りました。
 高い場所に設置してあるものもあれば低い所にもあるなど、かなり高低差が実感として分かってきました。<4m>という数字は分かっているつもりでも分かっていなかったのです。
 というのは、「この高さに設置してあるのは、指定した高さよりも高いのではないか」と疑問に思い、メジャーで測定してみますと指定した高さになっているのです。「え!これが指定した高さなのか?」と自問自答となったのです。
 数字として分かってはいましたが、実感としてこれほどになって(感じて)いるとは思いませんでした。だから<4m>の数字が如何に高いかを実感出来たのです。よって、津波で浸水した場合にはなおさらその深さに驚かされるでしょう。
 住民の方が、その数値をどのように捕らえるかは人それぞれですが、住んでいる土地が如何に低いかが今後実感出来ると思います。たかが4m、されど4m・・・(桜54)

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