2010年7月27日火曜日

仕事遍歴(31:夜の虹)

7月27日(火曜日)
 東海から関東にかけ猛暑日が続いているようです。しかし、四国西部ではまだ夏としてはそれほど暑くはないようですが、エアコンに慣れた身体はやはり暑さに堪えるようです。
 昨夜寝る前に歯磨きをしに外に出て月夜を眺めていましたら、珍しい現象に出くわしました。それは「彩雲」という現象です。
 「彩雲」は上空に冷たい(氷点下)の雲があって太陽や月に照らされ、まるで虹のように氷の粒がプリズムの役目をして輝く現象です。
 昨夜は上空(約5500m)に-7.5度以下の寒気があり、5000~6000mくらいに薄い高積雲が所々出ていました。また満月に近い月夜でもあったのです。
 そのため月の光が雲の中の氷の粒に反射し、まるで小さな虹を見るように少し色の付いた「彩雲」が見えたのです。時間的には短かったのですが、<上空の寒気>、<反射角度の良い雲>、<月明かり>、<雲の種類>などいろいろの条件が重なって短時間でも見えたのだと思います。
 昼間だと時々見ることはありますが、<夜の彩雲>を見ること(見えること)はほとんどありません。ラッキーでした。(桜54)

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