2011年5月10日火曜日

宇和島を知る(25:奥の細道)

5月10日(火曜日)
 午前中大阪に向け荷物を発送したついでに、女房殿を連れて車を南に走らせました。
 R56線を南進し津島町岩松から畑地へ。畑地からクネクネとした山道に入りました。当初は「直ぐ大きな道に出る」と思ってしばらく走っていたのですが、なかなか出ませんでした。道は細くなるし曲がりくねるし、またどんどんと坂を登って行くように感じられました。途中1軒家があり人が住んでいましたが、ここまで車を走らせてもかなり距離があったように思います。また女房殿は、車幅ギリギリの所を通りましたので冷や冷やしていたようです。
 20~30分ほど走ったでしょうか?ようやく広い道に出ましたが、途中で方向感覚が分からなくなりました。太陽が出ていれば大体の様子が分かったのですが、見える景色はほとんど見知らぬ山ばかりで感覚がつかめませんでした。
 そのやや広い道の周辺には数軒の人家があったのですが、それは一時の間。すぐ人家は無くなり再び曲がりくねった道を走ることになったのです。でも見覚えのある道(足摺の帰りに一度通った)だったので<あそこに出る>との確信で、悠々と走りました。
 隣の座席に座っている女房殿は「おっかなびっくり」だったかも知れません。
 小生は今まで、このような車幅すれすれの道を(高知県や和歌山県で)何度か走ったことがありましたので、別段恐ろしくはありませんでした。途中薄暗い所を通ったり、猪等出そうな場所を通ったり、はたまた落石や木が落ちていたりと不穏な場所もあったのです。
 このような人里離れた道を通ったのは退職後初めてで、高知県・和歌山県など以後8年ぶりくらいです。(桜54)

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