2011年5月27日金曜日

仕事遍歴(23:夏近し)

5月27日(金曜日)
 四国地方は昨日「梅雨入りしたとみられる」と、高松地方気象台が発表しました。
 平年に比べ9日早く、昨年に比べ18日も早い梅雨入りとなったのです。統計を取り始めた昭和26年以降5番目に早い記録だそうです。
 さて小生、このような早い梅雨のようなジメジメした季節を早々に迎えて記憶があります。
 昭和38年4月、小生は気象庁(室戸岬測候所)の門をくぐり奉職しました。その室戸岬測候所は山(海抜約180m)の上に庁舎や宿舎があり、独身者は山上の合宿で生活をしていました。
 4月頃はまだそれほど雨天や曇天の日は少なかったのですが、5月の声を聞くと同時に曇雨天の日が多くなり、ついには連日雲の中での生活だったように思います。
 そのような状態ですと、連日湿気の多い中で生活しましたので家の中はかなり湿り、時には衣類や布団なども湿ったものを着たり敷いたりする状態でした。勿論庁舎内の廊下や床は露が多く、滑って転ぶ人も現れました(大理石のような石材製だった)。
 そういった湿った季節(梅雨期間)の後は、太平洋高気圧の張り出しと共にからっとした空気が入って夏本番の暑さとなるのです。だからこの湿った季節(梅雨期間)をどうしても乗り切らねばならないのです。
 中緯度で大陸東岸に起こる現象です。元気よく乗り越えましょう!(桜54)

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