2010年12月3日金曜日

防災を考える(47:大荒れの天気)

12月3日(金曜日)
 昨日午後、九州から降り出した雨は関東付近でさらに強くなり、1時間に30~50mmの激しい雨が降りました。これは日本海で春先のように発達した低気圧から延びる前線に伴うもので、現在日本海中部を北東進しています。
 このため九州から北海道に至るまでの広い範囲で<大荒れの天気>となっています。
 低気圧は日本海で998hPa、また高気圧は中国大陸と北海道東にそれぞれ1028hPaと1032hPaになったものがあるため、北海道から西日本にかけては強風や暴風(15~20m/s以上)が吹いています。宇和島でも11時頃最大風速20.0m/s(西北西)、最大瞬間風速31.3m/s(西北西)を記録しています。
 さらに低気圧の発達と共に気温も上がり、所々で20℃以上を記録した所があります。
 こういった気象ですので、所によっては学校の休校や時間短縮等があるそうです。また海岸部ではかなり高い波も押し寄せていますので、今後の気象情報には十分気をつけて下さい。
 なお今夕から明日にかけ<黄砂>の飛来も予想されることから、洗濯物や電子機器などにも注意を払って下さい。(桜54)

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