2010年12月28日火曜日

桜つれづれ日記(120:年の取り方)

12月28日(火曜日)
 今日は今年最後の<仕事>の日です。昔言葉で<御用納め>の日です。
 さてその昔までは<数え年>と言う歳のとり方がありましたが、近年は<満年齢>で数えるようになりました。しかし死人(シビト)の年齢は<数え年>で数えます。今まではっきりしない数え方だと思っていました。しかし、昨日あるお寺に行った際冊子を頂き、その中に次のような言葉が記されていたのです。
 数え年は、母親の胎内に生命が宿った時から始まり(0歳からスタート)、(十月十日=ほゞ1年とみなす後)生誕して1歳、家族全員で新しい年を迎えるという風習から、正月に年を重ねる(2歳となる)のだそうです。
 よって極端な話しでは、12月下旬に生まれた赤児は正月を迎えれば直ぐ2歳となるのです(生まれて1歳、家族揃って正月で2歳)。
 一方満年齢は生誕時から始まりますので、丸々1年が来ないと1歳年を取らないのです。
 また年の取り方には、年齢と共に1年が過ぎる速さ(感じ方)が違うそうです。例えば小学生児の1年間と60歳を超えた方の1年間とは、<速度に反比例したような速さで感じ方が違うそうだ>とも書いてありました。皆さんはどう思われますか?(桜54)

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