2013年10月16日水曜日

日本の言葉(8:予定と予想)

10月16日(水曜日)
 西日本では台風の直接の影響も無く、現在宇和島では雨も降らず風がやや強く吹いている状態です。
 さて上記の言葉は、近年やや乱れているように感じますが・・・。
 広辞苑(暫定版)で調べますと、<予定>とは<予め決めること。またその事柄>とあり、<予想>とは<将来の事を前もって想像する>と書かれていました。
 小生が勤めていました気象庁では、天気を発表する時は<予報>の言葉を使っていました。すなわち、<前もって知らせること。またその知らせ>なのです。だから、<予定>と<予想>の中間くらいの様です(どちらかと言えば<予想>に近いかも?)。
 テレビやラジオから流れる言葉で、一瞬「おや?」と思われることがあります。その言葉の意味を十分に吟味ぜず使われている様なので、耳を疑わざるを得ません。しかし一瞬なので再度聞く(確認する)ことが出来ませんので、心に残らないかも知れませんね!
 日本の言葉には同じような言語の羅列がありますので、一瞬であればそれほど感じませんが、文字で書かれたり何回も出て来ますと<違和感>を感じます。(桜54)

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