2013年10月18日金曜日

防災を考える(25:天災か人災か?)

10月18日(金曜日)
 先般の台風により、東京都大島で大規模な土砂崩れがあり、多くの方の命が奪われました。また未だに行方不明の方も多数おられるようです。
 さて新聞ではこの災害は<人災>であるとの文字が見えましたが、果たして人災なのでしょうか?
 日本では国土を有する土地のほとんどは、軟弱な土地に人が住んでいます。また海岸や山麓に近い所までもが家が連なっています。さらに近年は至る所で造成地が増え、如何にも災害にさらされるような様子を呈しています。
 そういった状況から、いくら行政が声を張り上げ連絡しても届きにくい場所もあるのです。しかも豪雨時や夜間の場合は、外からの声(放送等)が聞こえずらいのです。また関係する人も、「自分だけは」とか「ここだけは安全だ」との思いから、自らの避難を躊躇する人も多いのです。
 こういったことから、大きな災害は果たして<人災>なのか<天災>なのか疑問に感じる処です。
 行政のトップが居なかったから<人災>だとの見方も、自分としては違和感を感じます。
 地球規模の災害は小生自身<天災>と思っていますので、自分自身の判断・行動で生死が決まるのです。
 いわゆる、運・不運の<運命>ですね。(桜54)
 

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