2013年4月28日日曜日

防災を考える(10:長さの感覚)

4月28日(日曜日)
 ゴールデンウィーク中の今日は、西日本各地とも朝から快晴の状態となって行楽には良い日となっていますが、皆さんお出かけですか?
 さて近年地球規模であちこちから地震の発生が伝えられていますが、果たして地震が多くなっているのでしょうか?
 地球規模で考えますと、50年や100年の周期ではそれほど間隔的には長くは無いのです。むしろ短いくらいです。しかし人間規模で考えますと、人間の一生に値するものなので<長く>感じるのかも知れません。
 そういった感覚の違いで、<一生に一度の災害だ!>などの言葉が出るのでしょう。しかも近距離(日本のあちこちで地震発生)の感覚も、地球規模ではほんの近くなのですが人間規模ではかなり離れているのです。
 さらに現在では、通信の発達と共に<距離がぐっと縮まった>と言われるように、地震発生と同時にそのニュースが即座に伝えられますので、なお多く感じたり近く感じるのではないでしょうか?
 どちらにしても、人間の感覚はいろいろに左右されますので、個々の感覚で思考し行動して下さい。(桜54)

0 件のコメント: