2010年3月3日水曜日

防災を考える(8:津波の威力)

3月3日(水曜日)
 今日はひな祭りの日です。各地でお雛様を祭って女児の成長を見守っているようです。
 さて先月末南米チリで大地震が発生し、地球の反対側の日本沿岸に22時間余りかかって津波が到達しました。その津波は気象庁検潮所での測定では数十センチから1.2メートルの幅のあるものでしたが、東北を中心に大きな被害が出ました。
 たかが50センチと侮る人がいたのではないでしょうか。避難率がかなり低く、当愛媛県でも「避難勧告」を受けた人の内たった2.5%の人しか避難していなかったそうです。
 津波高50センチとはどのようなものなのでしょうか?昨日の実験放映では、50センチの津波が押し寄せた際どのような動き方をするのか実験がありました。その人はまともに立っている事すら出来ず直ぐに流されました。動く津波は30センチを超えたら「ほとんどの人は歩けない」そうです。
 小生も潮岬で聞いた話では、26センチの津波に海中で遭遇した際、海中での動きが全く出来なく「かなり恐怖を感じました」との事でした。
 津波はまるで川の流れのように動きますので、「水深が足首を超えたら水の中から逃げる事」と言われています。
 侮るでない、津波は恐ろしいものですよ!(桜54)

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