2010年3月16日火曜日

防災を考える(10:春がすみ)

3月16日(火曜日)
 昨日からどうも目の調子がおかしいのです。いや違います!それは「霞み」があるのです。春の霞は空気中にある水蒸気のいたずらなのです。空気中の水蒸気の量が多いと今日のように景色がぼんやりとするのです。一方、空気中の水蒸気が少ない時に「ぼんやり」するのは、「黄砂」現象なのです。
 黄砂現象とは、中国大陸の砂漠地帯等で巻き上げられた細かい砂が、上空の流れに乗って日本上空に到達し視界を悪くする現象なのです。
 その黄砂が時には悪影響を及ぼすのです。自動車のフロントガラスや屋根に黄色い細かな砂が積もったり、洗濯物に色がついたり、また電子機器に進入してショートを起したりとさまざまな方面に影響を及ぼします。時には隙間から家の中に入って床がザラザラすることもあります。
 湿気の多い時の霞は色がやや白っぽく感じますが、黄砂の時の色は少し黄ばんだ色に見えます。注意していただくと分かりますが・・・。(桜54)

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