4月27日(月曜日)
平成元年4月、予報官の職を辞し新たに「防災業務課調査官」として仕事に付きました。
今までの予報官の経験を生かすことが出来、また県内官署の業務集約「課」として重要な課及び職種なのです。手始めの仕事は、愛媛県内に21箇所あるアメダスの管理でした。
東は旧伊予三島市(現四国中央市)、北は旧大三島町(現今治市)、西は旧三崎町(現伊方町)、南は旧御荘町(現愛南町)に設置していますアメダス観測所の点検管理です。当時はまだ高速道がありませんでしたので、国道や県道など地道を走って行きました。
アメダスは、四要素観測といって「気温」、「風向風速」、「雨量」、「日照時間」を1時間ごとに測定しています。その値(データ)は有線(NTT回線)を使って東京気象庁に自動送信され、そのデータは編集されて各地の地方気象台や測候所に返信されてくるのです。
なおアメダス(AMeDAS)の語源は、地域気象観測システムの英語名Automated Meteorological Data Acquisition Systemの頭文字を並べたものです。(桜54)
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