2015年11月18日水曜日

仕事遍歴(30:平年値と)

11月18日(水曜日)
 今朝も気圧の谷の通過で雨となって、比較的暖かい朝を迎えています。
 さて気象状況を示す一つの指標に<気温>というものがありますが、その物は果たして何なのでしょうか?
 気温すなわち<空度>なのですが、この温度は地上約1.5メートルの値を測っての公表値なのです。これは人間様のほぼ頭(主に鼻や口)に相当する高さ、また地表の影響が小さくなる高さとも言われているのです。
 そうした温度(気温)を日々又は毎時測定し、記録をして平年値や平均値として皆様方に公表しているのです。
 さてそういった平年値はどうして決まるのでしょうか?
 西暦の末尾数字が<1>から始まり<0>で終わる10年間をひとくくりとし、10年毎に統計計算を行い過去30年分をひとまとめにして<平年値>として公表されるのです。
 そうした平年値と今年または昨年の値を比較する事によって、いろいろな事象への比較基準とする事が出来るのです。
 ところで今年の気温を平年値と比較しますと、10月はやや低く(-0.7度)、11月(15日まで)ではかなり高く(+3.8度)なっています。
 しかしこれから徐々に気温は下がりますので、昨年並みかやや高くなるのではないでしょうか?(桜54)

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