2013年12月9日月曜日

仕事遍歴(38:当る予報と地域)

12月9日(月曜日)
 朝方は晴れていましたが、次第に九州方面から雨雲が押し寄せ、つい先ほどから雷雨となって大音響とともに近所に落雷したかも知れません。
 さてこの雨や雷の予報は近年良く当たる様になりました。
 小生が予報官だった頃に比べ格段の確率アップです。
 当時の現場では、<予報官が天気図を書き・判断し・予報の組み立てをして発表する>という順番でしたが、現在では予報官の代わりに電子計算機がほどんど行っていますので、かなり当る確率が高くなっているのです。
 しかし天気はくせ者、大局では当っていても局地ではやや異なることもあるのです。
 山岳や谷筋では気流の変化、また大河や海洋付近では湿気の関係もあるのです。また海峡の下(シモ)や山の後ろ側では気流の変化で大きく違う事もあるのです。これらは<局地気象>と言われるもので、地域地域によってかなり差が出てきます。
 今日の雷なども発生し易い場所・通り道等もありますので、それらの地域に住んでおられる方は十分気を付けて下さい。
 また近年よく発生しました竜巻なども、発生場所や進路などにも地形の影響が大きく絡んでいるようです。(桜54)
 

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