2011年10月16日日曜日

宇和島を知る(55:表裏一体)

10月16日(日曜日)

 写真は松山道後温泉本館の写真ですが、上の写真は昨年写したもの、下の写真は今年写したものです。どのような状態かお分かりですか?

 通常道後温泉は表(オモテ)から写したものが用いられ皆さん良く御存じなのですが、裏に回って写真を撮りますと趣が異なってきます。また何か寂しそうな顔も見えます。
 表は<顔>であって華やかさがあり活気がみなぎっていて、通行する方もその見た目を目に焼き付け頭の中に記憶していると思います。それとは別に、裏側に回って写真を撮ったり通行してわざわざ頭の中に記憶する人はほとんどないでしょう。

 そうした表裏の姿をこのように示しますと、何か親密感が湧いてきませんか?
 人間でもまた物体でも表裏はあるのです。表裏一体となってこそ、そのもの(本質)ではないでしょうか?
 このように観光物でも、人間性でも、また自分の考えでも<表から>また<裏から>といった見方をする方が良く分かるのではないでしょうか?

 小生たちが宇和島の良さを観光に生かそうと活動をしていますが、裏から見た<宇和島の良さ>も表裏一体として宣伝すべきだと思います。(桜54)

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