2011年3月7日月曜日

学習してみよう(10:測定と記録)

3月7日(月曜日)
 今年も何回か各所で講義(講演)を行いました。
 その折小生が従事しています桜観測や現役時代の事項を話したのですが、何事にも<記録に残す>ということを話の折々に入れています。また記録に残す事は、その事項を観察することなので<測定>に絡んでくるのです。
 特に小生たちの仕事は<測る・記録する>ということが最も重要な作業なのです。
 桜の花芽を何個も測定し記録する、測定した同時刻の天候(天気・気温・風・湿度など)を記録する、さらに以前の資料と比較する、といったような作業を毎日繰り返しています。
 そのような作業から、ある程度の傾向が見えてくるのです。
 昨日、桜ワークショップでの話もそのようなことを織り交ぜながら話をしました。
 小生はこの他、気象現象に関する記録も時々感じたことなどを記録しています。
 例えば<霜や氷の発現回数>、<梅や椿の開花日>、<黄砂や霧の発現日>、<鬼が城山の冠雪>・・・etc.
 いろいろな記録は直ぐに使えないかも知れませんが、比較するのに使ったりまた気象現象の経年変化などいろいろな用途に利用出来ますので、皆さんも<興味>と<時間>と<筆記用具>があれば実施しては如何ですか?(桜54)

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