2010年9月20日月曜日

宇和島を知る(52:日本の終着駅)

9月20日(月曜日)
 今日は彼岸の入りです。多くの方がお墓参りのためお寺を訪れています。小生たちは一足お先に昨日済ませましたので、今日はお花の水遣りに行ってきました。
 写真は宇和島駅(ホテルを含む)の風景ですが、手前に写っていますのはその昔宇和島軽便鉄道が使用していた機関車で、ドイツ製だそうです。
 当時は宇和島線(宇和島-近永:後に高知県江川崎間)の出発駅として栄えましたが、太平洋戦争直前にJR(旧国鉄)に移管された後は予讃線(高松-宇和島間)が直結され、<日本の終着駅>となってしまいました。
 現在その宇和島駅は、予讃線(高松-宇和島間)、予土線(若井-北宇和島間)の出発・終着駅となっています。宇和島市内には9つのJR駅がありますが、地方の都市で9つも駅があるのは珍しいと思います。そのうち4つの駅は旧三間町(札所が2つもある)に、旧市内には3駅が、旧吉田町には2つの駅がそれぞれあります。以前はこの他に2つほど駅があったそうです。
 旧三間町にある務田駅と伊予宮野下駅の間は確か700m足らずで、日本で最も駅間距離の短い区間の一つだと聞いています(?)。
 最近では道路の整備や自動車の発達でJRを利用することがほとんどなくなりましたので、乗った記憶はかなり遠くなりました。(桜54)

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