2010年8月3日火曜日

防災を考える(37:反響①)

8月3日(火曜日)
 明倫校区連合自治会が、本年度から校区内に「津波高標示板」を設置したことはすでに報告済みですが、その反響が少しずつ耳に聞こえて来るようになりました。
 津波高標示板は、津波予想高(約4m)からその土地の海抜高度を差し引いた値の箇所に設置したものです。住民の方は、その高さが意外と高いのに驚かされているようです。
 例えば元結掛地区では、標高1.2m~2m以下の所が多いため、「津波高標示板」の設置は概ね2m~2.8mの範囲に設置されているのです。実際2mの「津波高標示板」を目にしますと高く感じますし、さらに2.8mの標示板ではかなり高いと思います。地元の人に「ここまで津波による海面上昇があるかもしれませんよ!」と言いますと、かなりびっくりされていました。
 人間は横の長さに対してはそれほどの恐怖感はありませんが、縦の長さ(高さ)ではかなりの恐怖感が出るようです。皆さんも2mの高さの場所に立ってみてください。その実感が分かると思います。(桜54)

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