2009年2月20日金曜日

防災を考える(6:冬の台風)

2月20日(金曜日)
 昨日から今朝にかけ西日本を低気圧が通過しました。
 その低気圧が現在日本の東海上でかなり発達しています。このように低気圧が日本付近で急速に発達した場合には、東北や北海道などの北日本では大荒れの天気となります。暴風が吹き雪が舞い高波が押し寄せる、まるで「冬の台風」です。
 低気圧が日本付近を通過する時、低気圧の後面に入って来る冷たい空気と、日本付近の温かい海から湿った水蒸気の補給とで急速に低気圧が発達するのです。そのような低気圧のことを「爆弾低気圧」と一昔までは言っていました。
 今日の北日本では冬の台風襲来で、暴風の所があれば一方では大雪の所があるなど、荒れに荒れています。西日本でも沿岸部を中心に風が強く高波が押し寄せています。特に、西~北西に面した海岸ではしばらくの間注意警戒が必要かと思います。(桜54)

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