2009年2月17日火曜日

学習してみよう(3:気象とは③)

2月17日(火曜日)
 地球は公転軌道面に対して約23.5度傾いています。このため北半球と南半球とでは逆の気象になっていることは皆さんご存知と思います。例えば日本で夏季の時にはオーストラリアでは冬季に当るのです。また日本付近は太平洋に面して海の影響を受けているのですが、アジアやアフリカなど大きな大陸の内部では海の恩恵をほとんど受けていないのです。
 さらに、陸地では高い山もあれば平原、広い湖など地形もさまざまなのです。
 こういった地形は、これからお話しする気象に大きく関与しているのです。また海洋(太平洋や大西洋などの広大な海)では海流という決まった流れがあります。
 例えば、日本付近には「暖流」と「寒流」という2つの大きな流れがあり、南からは比較的高い水温を持った海流が、また北からは比較的低い水温を持った海流が流れています。
 日本付近では、この海流の影響で地域差の大きい気象が現れています。(桜54)

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