2月21日(土曜日)
地方気象台の予報官は何かと仕事があり、かなり忙しかった事が思い出されます。
皆さんご存知の「天気予報」は予報官が作成します。早朝気象庁本庁から送付された資料を基に独自で経験則やガイダンスを基に予報を組み立てます。組み立てた予報と上級官署が示した予報との整合性を協議し修正します。その予報を愛媛県地方に出すのです。
予報だけの場合は時間的に余裕がありますが、その時強風の吹く予想があったり、霧の予測があったりした場合には、合わせて注意報等を考えねばなりませんでした。
仮眠後早朝4時に起きた後は、予報の組み立て、注意報の準備、観測の補助、部外への通報、各種機器の点検などほとんど休む時がありませんでした。
小生が予報官をしていた時は2人勤務でしたので、資料を受ける時でも相手の一人が手伝ってくれる時がありました。次の予報官が来た時は「ほっ」としたものでした。(桜54)
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