2016年4月7日木曜日

防災を考える(8:春の嵐に注意警戒を!)

4月7日(木曜日)
 昨日はボランティアの会長がお見えになり、色々な書類の作成に時間を費やしました。また間もなく開催します総会への資料作りにも・・・。
 さて今朝はかなり気温が上がって、南寄りの風が強くなっています。早くも6時現在で21度に近い気温になっていますので、これから時間と共に蒸し暑くなってくるのでしょう。
 レーダで見ますと九州地方ではかなり強く雨が降っている所があり、また各地で強風が吹いている模様です。当地でも先ほど突風と思われるような強風が吹き、外では物が飛んだような音がしました。
 先日満開となった桜木は、この風と雨で全ての花びらが飛んでしまいそうです。
 今日は愛媛県東予地方で南寄りの局地風(やまじ風)の吹く可能性がありますので、十分注意又は警戒して下さい。
 この地方ではこの強風によって農作物の被害はもとより、その昔から家屋の被害が出る等恐れられた局地風が吹く土地なのです。
 小生が松山の予報官時代に、この局地風によって<送電線鉄塔>の倒壊が発生しました。丁度この時小生が当番でしたので、早々にその局地風の発生が予想され注意報を発表していました。しかし注意報を出しても風は治まるものではありません。数基の鉄塔の倒壊が後刻報じられたのです。鉄塔は強い電線で結ばれていますので、一つが倒壊すればその両側の鉄塔も連鎖的に破損する事があるのです。
 この愛媛県東予地方では、その昔は屋根等に重しの意味で石や網掛けをして瓦等が飛ばないようにしていたり、農作物は地下茎の物に限られていたようです。
 さて現状はどのような方策が講じられているのでしょうか?(桜54)

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