2016年4月22日金曜日

日本の言葉(4:予定と予想)

4月22日(金曜日)
 つい先ほど、小生宅窓下を小学生の一団が登校のため通過しました。
 「おはようございます」、「おはよう」との挨拶を交わしました。小生の孫はこの春から中学生となりましたので、後刻自転車で登校するようです。
 さて上記の言葉(「予定」と「予想」)は、どう違うのでしょうか?
 辞書によりますと「予定」とは<予め決めること>と記され、一方「予想」とは<将来の事項を前もって想像する>と記されていました。
 どちらも人間様が行う事ですが、<予定>の場合はある事項が判る範囲の行動で、<予想>とは将来の事項を思い浮かべる行動ではないでしょうか?
 昨日テレビを見ていた時、あるキャスターが地震活動についての話をした中での言葉に違和感を感じたのです。
 地震や気象の場合は<予定>された事象ではなく、予測(予想)した事項ではないでしょうか?
 天気予報として使用します<予報>は、将来の(時間的)天気を予想した事項なのです。予定した事項ではないのです。
 言葉として似てはいますが、使い方を間違いますと思わぬ弊害が出てくるのです。個人個人での話ではその場で終わりますが、報道者関係者での言葉はそれを見聞きしていますので多くの方の違和感に繋がるのです。
 近年の若者は造語や間違った言葉を使用していますので、言葉の流れをよく吟味する必要がありそうです。特に報道関係者は気を付けて頂きたいですね。(桜54)

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