11月29日(木曜日)
気象レーダーを見ますと、早くも九州一円から四国西部にかけ雨雲が押し寄せています。
さて先日、女房殿と墓参りに行った際写真のような光景を目にしました。
右の手押しポンプはその昔井戸から水の汲み上げに使っていたものですが、現在では使われずに赤錆となっています。その左下には水道栓が取り付けられています。
今の人間は<ひねるとジャー>のように何も考えずに水道を使われるのですが、その昔は水を得るのに大変苦労したようです。
水源を見付けるため長いパイプを何回も地中に打ち込み、発見すればその付近まで直径1m前後の穴を掘り、穴の周囲に石を組み、ツルべやこのような手押しポンプを設置して水を汲み上げていたのです。
小生宅でも井戸がありますが、家を建てる際土台の下になりましたが、<井戸をつぶすと良くない事がある>と言って空気抜きの穴だけ今でも片隅に取り付けています。
今ではほとんど見ることが無くなった手押しポンプですが、その昔を思い出させる遺物でした。(桜54)
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