2012年11月11日日曜日

防災を考える(30:気圧の谷接近)

11月11日(日曜日)
 
 今朝の天気図では、中国大陸(満州)~東シナ海~九州の南にかけての深い気圧の谷が東に進んでいます。
 このため気圧傾度(気圧の傾き=等圧線が多くなる)が強くなって、西日本各地で強風が吹き始めました。勿論宇和島でも時折東寄りの強風が早朝から吹いているのです。
 低気圧が2つも3つも南北に連なり、次第に大気は不安定の状態となって東に進んでいるのです。
 このため気象台では、<強風や突風、さらには竜巻など激しい気象現象の発生する可能性がある>と警告しています。所によっては積乱雲の発達で、激しい雨を伴うこともありそうです。
 宇和島地方では局地風(わたくし風)が早朝から吹き始め、また東予地方では南寄りの強風(やまじ風)等、各地で地域(局地)的に強い風が吹いているのではないでしょうか?
 飛ばされ易い物は屋内に引き込むとか紐で縛るなど、何らかの対策を考える必要がありそうです。
 この深い気圧の谷の通過で今日一杯風の強い状態が続きますので、十分注意警戒して下さい。(桜54)

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