11月28日(水曜日)
昨日は北海道・東北地方で吹雪となって積雪となったそうです。
さてその寒さや風・雪をもたらしたものは何でしょうか?
もちろん上空の寒気なのですが、海洋の温度にも深い関係があるのです。
上空の寒気と海洋の温度差が大きく、また海洋の温度が高いと海面から出る水蒸気が大きな積乱雲を作り、またそれによってエネルギーを蓄え低気圧が勢力を増す(発達する)のです。
1日に24hPa(ヘクトパスカル)を超えるような気圧低下の場合<爆弾>という言葉を使います。いわゆる<爆弾低気圧>という言葉となってメディアから流れるのです。
昨日大陸から東に進んできた低気圧が北海道付近を通過する際、海洋からの水蒸気を得て発達し勢力の強い低気圧となりました。
このため北海道では吹雪となって、1日に40㎝もの積雪となった所があるそうです。また風も強く吹雪となりました。
この寒気によって西日本でも気温が上がらず肌寒い1日となったのです。
宇和島では今朝はグンと気温が下がっていますが雪は降っていません。またこういった状況の時には、関門から流れて来る寒気の影響で雲が多く曇(ドン)よりとし、時には時雨(シグレ)ますがね・・・。(桜54)
0 件のコメント:
コメントを投稿