2012年10月30日火曜日

防災を考える(29:人間が作った異常気象)

10月30日(火曜日)
 近年各所で異常気象に関わる災害の報道があります。
 この<異常気象>は何処から来るのでしょうか?もちろん人間様が作った自然現象なのです。
 1800年代の産業革命に始まってから、1900年代前半の戦争での興廃や近代文化の発達、年代後半の人間生活の急変、さらには2000年代の地下資源の乱獲など、その全てが人間様に関わる事から始まっているのです。
 地下資源の燃焼から空気を汚し、温度を上昇させ、植物を荒廃させ、また製油製品の製造から大量のごみを搬出し、・・・・。
 一方で環境破壊も進んでいます。土地造成のあおりで緑の減少、住宅地の建設、道路の舗装化、コンクリート化、・・・。数えれば切りがありません。
 そういった地上の変化(産業の変化や便利さ)が海洋に拡大し、徐々に気象の変化に繋がっているのです。
 永年変わらなかった気象変化が近代文明の影響によって急変し、人間様へ思わぬ<贈り物>として徐々に現れているのです。
 永年の変化は1年や2年の改善で治るものではありません。人間様が今の生活を続ける限り、益々変化を続けるでしょう。
 何年、何十年、いや何万年先か分りませんが<滅亡>に繋がる事は間違いありません。悲しいことですね。(桜54)

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