2012年9月17日月曜日

桜つれづれ日記(85:原爆ドーム)

9月17日(月曜日)
 台風第16号が九州西方を北上していますので、宇和島では時折強い風と共に雨が降っています。
 さて広島の泊所から歩いて4~5分の所に広島城があり見学しましたが、そこから10分余りで原爆ドームにたどり着きました。途中の歩道は地下にもぐったり地上に出て来たりと変化がありました。
 その原爆ドームに来たのは20年ほど昔です。
 太平洋戦争末期、原爆ドームの上空で原子爆弾がさく裂し多くの市民が犠牲となりました。原爆ドームのそばには川が流れていますが、その川に熱線にやられた多くの人が熱さを防ぐよう折り重なって入水し、多大の犠牲者が出て亡くなったと聞きました。小生は原爆ドームを見る前に、川に向かってまず手を合わせました。繰り返してはならない戦争なのです。この建物を見るたびにその思いが湧き出て来ます。
 原爆ドームは赤レンガ作りで、当時としてはモダンな建物だったのでしょう。その建物の周りをぐるっと回り、いろいろな思いを馳せました。(桜54)

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