2011年12月9日金曜日

仕事遍歴(54:鬼ケ城冠雪)

12月9日(金曜日)
 大陸の高気圧が勢力を増し(1048hPa)、日本のはるか東の低気圧も発達して(976hPa)強い冬型の気圧配置となりました。
 日本付近は縦縞の等圧線が混んで強い寒気が日本付近に押し寄せ、西日本でも山では雪と化しました。このため、当宇和島の鬼ケ城山系でも<冠雪>を記録しました。
 正式な記録ではありませんが紐解いてみますと、近年(2004年以降)では12月に入ってから冠雪を(小生が)初見しています。ちなみに昨年も今年同様の9日に初見しましたし、近年は全て12月に入ってからの冠雪となっています。
 さてこういった状況なので松山地方気象台に聞きますと、(測候所があった時に)最も早く観測した冠雪日は2002年11月4日で、最も遅く観測した年は2000年12月26日となっているそうです。
 なお1971年から2000年までの平年日では<12月1日>となっていますが、近年は地球温暖化の影響で12月に入ってからの観測日が多くなっていることから、平年日も大きく変わっているかも知れません。それにしても寒かったですね!(桜54)

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