2011年12月17日土曜日

学習してみよう(30:空気中の水分量)

12月17日(土曜日)
 今日も寒気の中で気温の上がらない一日でした(日中でも10度以下)。
 さて皆さんは空気の中には水分があるのはご存じと思いますが、その水分量を現わしているのが<湿度>と言う言葉です。その水分量、つまり湿度は人間の感覚にはかなり効いているのです。湿度が高いと夏季ならば<蒸し暑い>と感じたり、冬季ならば気温の割りには暖かく感じたり、更に湿度が低いと<爽やか>と感じたりするのです。
 今朝宇和島地方では5度を少々切った気温でしたが、小生宅付近では霜は降りていませんでした。海岸付近にある観測所(宇和島特別地域気象観測所)で測定した値は5度くらいでしたが、小生宅は山沿いなので通常は1~2度違うのです。よってこの気温だと霜が降りても不思議ではないのです。
 しかし今朝の湿度は40%前後とかなり低かった(空気中の水分量が少なかった)ためか、霜は降りていませんでした。つまり空気中の水分が、気温が下がった割には<飽和(又は凝結)>に至らなかったことを示しています。
 そういった気温や湿度の関係が、体感温度や霜などに関係する様です。(桜54)

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