2011年12月4日日曜日

仕事遍歴(53:狭い部屋)

12月4日(日曜日)
 今から丁度45年前、室戸岬から東京気象庁に転勤し大田区に住まいを構えました。
 住まいを構えたのは大げさですが、羽田近くの気象庁寮に入ったのです。
 当時は、僻地官署か中央官署でしか宿舎はほとんどありませんでした。しかも小生が入寮した宿舎はモルタル塗りの古い宿舎だったのです。
 その寮は全て2人部屋(6畳)、時には3人部屋(8畳)もあったのです。小生も長野県と栃木県から転勤してきた仲間と共に8畳部屋に入寮しました。当時は住宅事情が悪いということもあって「それが当たり前」と考えられていました。
 一部屋に2~3人で生活するということは<プライバシーがない>という感じですが、小生たちはそれほど違和感がなく生活していました。
 特に小生の部屋ではそれぞれが交代勤務でしたので、必ず<一週間のうち3日は二人>という状況でした。しかも自分自身が3日に1回の夜勤でしたので、それほど違和感を感じなかったのです。
 <狭いながらも楽しい我が家>という感じで、数年間狭い寮で生活しましたが数年後、結婚のため世田谷区に生活の場を移しました。しかしこの新婚生活でも、6畳一間の生活が1年半も続いたのです。懐かしい思い出です。(桜54)

0 件のコメント: