2011年11月17日木曜日

防災を考える(49:昔は…)

11月17日(木曜日)
 この堤防は明倫小学校脇を流れる神田川中央にある河川分離帯です。
 小生が小中学生の頃はこの(石組み堤防)上で遊んだこともありましたが、その後コンクリートの部分(約50cm)ほど嵩上げされています(写真は満潮前のもの)。
 小生が小中学生の頃は満潮でもこの堤防(石組みの部分)は満水面より上にあったと記憶しますが、今ではご覧のように嵩上げされ、石組み堤防は満潮時には完全に水面下となるのです(写真は満潮前)。
 昭和南海地震(昭和21年12月)以後宇和島市周辺では<徐々に地盤沈下を起こしている>との指摘があります。さらに近年起こる(であろう)南海地震では反動で<土地が隆起する>とも言われていますので、地震後には土地の変化がどのようになるか分りません。
 また高知市付近や須崎市付近では地盤沈下、宇和島市付近や室戸市付近では地盤隆起と予測されている様なので、四国内の土地状況が大きく変化するでしょう。
 東北大震災時でも各所で地盤沈下や隆起などが起こりました。そういったことで、四国でもその対策を考える必要があるかも知れませんネ。(桜54)

0 件のコメント: